2010年12月29日水曜日

ガラパゴス化しつつある「日本寿司」

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● 時事通信 - ‎2010年12月24日


 インターネットでニュースを見ていたら出てきたのがこの記事。


ⓒ 中央日報/中央日報日本語版 2010.12.29 11:41:53
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=136195&servcode=A00&sectcode=A00

 日本「外国人すし料理人認証制」を導入

 日本が「和食」の代表メニュー、すしの標準化に乗り出した。
 世界で人気を集めているすしの作り方や味を標準化し、外国人を対象にすしの知識に関する認証制度を導入する計画だ。
 この制度が定着すれば、すし店が認証の有無で区別され、すしはよりいっそう象徴的な日本食になると予想される。

 日本国内のすし店からなる全国すし商生活衛生同業組合連合会(以下、全国すし組合)は来年から外国人を対象に「すし知識海外認証制度」を実施すると明らかにしたと、時事通信が28日報じた。

 全国すし組合はまず来年1月26-27日、シンガポールで最初の講習会を開く。
 講師は「すし職人」と呼ばれるすし専門家が務めて試演する。
 すし職人は、東京の繁華街・銀座などで40年以上もすしを握ってきた一級料理人で、食材の新鮮度を維持する方法や魚に適した調理法など必要な基本知識を受講生に伝える。
 海外講習会は2月以降もロンドン・ロサンゼルス・サンフランシスコなどで相次いで開催される予定だ。

 全国すし組合の山縣正会長は「講習会ではすしに関する基礎知識を十分に教える」とし「認証書を受けたすし店は顧客から信頼を受けることになるだろう」と述べた。

 日本がすし料理人認証に取り組むのは今回が初めてではない。
 かなり以前から話は出ていた。
 日本農林水産省は07年4月から、海外に「スシ・ポリス(sushi police)」を派遣し、認証制を実施するという計画を発表していた。
 世界中にすし店が増えているが、味のばらつきが大きいため、すしの本場である日本が監督をしようという趣旨だった。

 この制度の導入のため、2006年にフランスで試験的にスシ・ポリスを初めて稼働した。
 日本貿易振興機構(JETRO)パリ支部が「本物の日本のすしの味を知らせるべきだ」とし、秘密裏にパリ市内のすし店に専門家らを派遣した。
 専門家らは外国人が経営するすし店で日本産の食材を使っているか、スタイルやサービスが日本式に近いかなどを点検した。
 評価の結果、ほとんどが基準に達しなかったため、スシ・ポリスの導入がほぼ確定する雰囲気だった。
 しかし米国をはじめとする世界各国で「飲食国粋主義」という反発が強まり、当時政府予算にまで反映されたスシ・ポリス制度は座礁した。

 こうした曲折のため、今回は日本政府が前面に立たず、日本全国1万人余りのすし料理人が加入する全国すし組合が先頭に立った。
 味よりも衛生を強調したのも違う点だ。
 専門知識がない外国人が作ったすしは非衛生的になるおそれがあり、専門家が認証したすしを食べてこそ安全だという論理だ。


 ソースになっているのがこの記事。

時事通信 - ‎2010年12月24日‎
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201012/2010122500033

外国でも安全なすしを!=衛生知識の普及へ新制度-全国すし連

 海外で急増しているすし店に衛生面での知識を普及させようと、全国すし商生活衛生同業組合連合会(山縣正会長)が外国のすし店で働く人を対象とした「すし知識海外認証制度」を始める。
 まずは来年1月26、27の両日、シンガポールで初の講習会を開催。東京都内で40年以上すしを握っている山縣会長ら職人たちが同国を訪問、ネタの鮮度を維持するための方法や魚に適した調理法など、基本的な知識を伝える。
 ヘルシー志向の高まりなどから、世界的に和食ブームが広がり、日本の代表的な料理として最近は天ぷらよりもすしの人気が高いという。
 ところが、
 「生魚の扱いを知らない外国の料理人たちがすしを握って、食中毒を発生させるケースが少なくない。ここまま放置しては日本のすし文化に傷がつく」
と山縣会長。
 そうした危機感から、同連合会の職人が外国へ出向き、魚介類のほか調理器具の扱いも含めて、衛生管理などの基礎的な知識の普及に乗り出すことになった。
 数時間の講習の後、試験を実施して一定レベルに達した人には認定証のほか、有料でバッジが与えられる。
 山縣会長は、
 「『認定証のある店は安全』と信頼されるように、しっかりと基礎的な知識を教えていきたい」
と話している。
 講習会は2月以降にロンドンでも行う予定。
 その後も各地に5、6人の職人を派遣して、安全なすし作りの知識普及に努めていきたいという。


 またまた、バカなことをやりはじめたのかと一瞬思った。
 日本の寿司とは、世界の目でみると非常に
 ローカルな「すし」
なのである。
 ところが、どういうわけか日本の寿司が世界の寿司だと思っている日本人がうんじゃまんじゃいる。
 「すし」とはなにか。
 答えは、「
ライスの食べ方の一方法」。
 言い換えると、ライスの食べ方の一方法に日本のスタイルを取り入れた世界のライス調理法なのである。

 よって、生魚の身を使ったり、酢飯にしたりするのは、「すし」あるいは「世界sushi」からいうと、日本という地方産のすし作り、すなわち「sushiの分派」にすぎないのである。
 「すし」が世界に普及したのは、日本産スタイルというしがらみから抜け出たからである。
 そこには形だけの日本があって、中身は世界風なのである。
 日本風のすしなどは、世界では見向きもされないのである。
 このことが日本では理解されていない。
 ただ「すし」という名がついているため、「日本だ!」と短絡的に考え、それに引きづられて発想をしてしまう日本人が多すぎるのだ。

 世界のすしと日本のすしは得て非なるものなのである。
 このことが頑迷な日本人の頭に入ってこない。
 カレーはインドが元であり、日本のカレーがインドカレーと違うことに気づけばすんなりと分かることである。
 すしは日本が元であるが、世界のすしとはちがうのである。
 日本人は日本の寿司が好きである。
 が、世界の人々は日本の寿司がキライなのである。
 世界人は好きなのは世界sushiなのである。
 「お分かり!」
 このことは前にも書いた。

 世界のフランス料理に「フランス料理人認定制度」なるものがあるのだろうか。
 もしあるとしたら、日本にあるフランス料理店のシェフはその認定受けているのだろうか。
 イタリアに「ピザ・スパゲテイ職人認定制度」があるのだろうか。
 インドに「正しいカレーの作り方を指導する機関」があるのだろうか。
 中国に「中国料理3千年の歴史」を保存するための料理人制度があるのだろうか。

 日本には調理師試験がある。
 これはあくまで、衛生規則にのっとったもので、味がどうのみてくれがどうのといったものではない。
 よって「すし職人認定制度」なるものはやめるべきである。
 その地その地にあったすしを産み出していくこと、それが世界スシ組合連合に課せられた使命なのである。





● 花いろいろ

2010年12月27日月曜日

カンペイ、青島に着く:ユーラシア大陸走破

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● 2010.12.27 19:00 [DAY741]

14669.5km!ユーラシア大陸を青島で
          ゴーーーーール!!!!!!!!!!!




[注:
 昨夜のインターネットには、下記のビデオと26日の日記が載っていた。
 ビデオは一日遅れで公開されているので、日記とは時間的に一致しない。
 ここでは、それを修正しながら載せている。
 今夜の日記には青島到着の報が載り、明日の晩にはそのビデオが公開されることになると思われる。]



● ついにユーラシア大陸東端「青島57km」の看板が!


2010.12.25 19:30 [DAY739]
http://www.earth-marathon.com/2010/12/25/
739日目、ゴール!

午後4時46分(日本時間午後5時46分) 気温マイナス2℃

ホウリュウさんの「チンタオ!」、みんなの「チャーユー!」のコール。
17日ぶりの大台50キロを「ありがとぉおー!!」でフィニッシュ!

寛平さん「看板が出てくれたら安心やったんやけど、中々出えへんし気合い入れて50キロぐらい行こうかって・・・気合い入れて来たら42で出ました〜
ありがとうございます、本当に皆さん「青島」の看板中々出てきませんでした。
すみません、まだかまだかと待たせてしまって、ごめんなさい・・・チュッ!」

移動距離 50.0km
所要時間 8時間02分
総移動距離 39367.0km

>>>>>>>
遂に見えた「青島」の文字!!!待ちに待っただけの感動もひとしおです!!


<< 青島まで、あと50キロ >>




2010.12.26 18:00 [DAY740]
http://www.earth-marathon.com/2010/12/26/
740日目、ゴール!

午後2時58分(日本時間午後3時58分) 気温3℃

昼ごはんを抜いての力走、寛平さん「明日ラストー!」と本日は35キロでゴール!
最後はひざに手をついて「お〜〜!」とかなりお疲れの様子。

土屋さん「アメリカも長かったけど、中国もっと長かった?」
寛平さん「アメリカの方が距離的には長かったですけど、でも凄いやられましたよね埃とか、寒さに」

土屋さん「中国の印象はどうですか?」
寛平さん「思っていた以上にやさしいですね・・・土屋さんみたいな人が多いって事で・・・」
生沼さん「意外とやさしい・・・」 「意外と・・・」

現場も賑やかになってきて相変わらず笑いで満ちてます。

移動距離 35.0km
所要時間 5時間29分
総移動距離 39402.0km

明日で寛平さんが遂にユーラシア大陸を走破する予定です。
皆様の応援を宜しくお願いします!


<< 青島まで、あと15キロ >>





2010年12月27日
 ついに、青島到着!  ユーラシア大陸走破!

2010.12.27 19:00 [DAY741]
http://www.earth-marathon.com/2010/12/27/190007.html


article 741

12月27日午後3時45分(現地時間)
たくさんの青島在住日本人の皆さんの声援の中
中国、青島のヨットハーバーに寛平さんはゴールしました!
昨年2009年8月22日、フランス・ルアーブルを出発して493日目、14669.5キロを走り抜きました。
通過した国は
フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、デンマーク、チェコ、スロバキア、ハンガリー、セルビア、ブルガリア、トルコ、イラン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、カザフスタン、中国と16カ国に渡りました。
トルコで前立腺ガンが発見され、約2ヶ月中断してサンフランシスコで治療にあたると言うこともありました。
走っているときの気温差はトルコ東部でのマイナス18度に対しトルクメニスタンのプラス54度と実に72度の気温差の中を寛平さんは60㎝の歩幅で進み続けました。
寛平さん「本当にブログやツイッターやそして駆けつけてくれた人たちの応援で走り切ることができました!本当に本当にありがとう!」
青島出発は天候の具合によりますが31日か1日の出港を予定しています。
そして1月4日の朝の福岡上陸を目指します!
本日の移動距離 18.8キロ
所要時間    2時間59分
総移動距離   39420.8キロ


 
カンペイさん、おめでとうございます。
 心よりお喜びを申し上げます。

 つつがなく、大阪へもどられんことを期待しております。





[◇ 12月28日]
 いつもなら、夜に入ってくるビデオが早朝に入ってきました。
 青島ゴールフィニッシュの動画です。
 スタッフもいろいろ心使いをしてくれているようです。



2010.12.27 19:00 [DAY741]
Day741  EURASIAN CONTINENT CROSSING!!
http://www.youtube.com/watch?v=Uh3YL6_u0V8&feature=player_embedded




 ゴールシーンをもう一度。






2010.12.28 03:20 [DAY742]
ユーラシア横断達成記念グッズ!



先日寛平さんが着ていた、この『ユーラシア大陸横断記念Tシャツ。
今日の無事のゴールを受けて、今夜より販売開始となりました!
途中、どんな予期せぬことが起きようとも、
一歩一歩前進してきた寛平さん。
その偉業を祝う、真赤なTシャツ、
そして、その壮大なスケールを表すように作られた記念バスタオルの完成です!

■ユーラシア横断達成記念Tシャツ(size: S/M/L) 各2,940円(税込)
■ユーラシア横断達成記念バスタオル(size: H120×W60cm) 2,100円(税込)

http://www.ntvshop.jp/410/p/c/ckanpei/




◇ 予定

2010年12月28日11時47分 スポーツ報知
http://hochi.yomiuri.co.jp/osaka/gossip/entertainment/news/20101228-OHO1T00078.htm
寛平ユーラシア大陸完走!中国・青島に到着

 マラソン&ヨットでの世界一周プロジェクト「アースマラソン」に挑戦中のお笑いタレント・間寛平(61)が27日、ユーラシア大陸の最終地点、中国・青島に到着した。

 薄曇りの空の下、寛平は日中の国旗を手に大陸横断のゴールテープを切った。昨年8月17日のヨーロッパ上陸から497日。今年4月から前立腺がんの治療による約2か月間の中断を経て、世界最大の大陸の16か国を走り抜いた。

 「今朝はスタートの時から、なんか分からないけど涙が出てきた。本当にみなさんのおかげです」。スタート地点・大阪からの総移動距離は3万9420.8キロとなった。

 日中関係、朝鮮半島情勢などで緊迫する黄海を渡航するため、ヨットはこれまでより一回り大きい「時愛喜(ときめき)号」を用意。
 数日間の準備の後、年内にヨットで日本へ向けて出航。
 来月4日に福岡に上陸。
 その後は約620キロを18日間で走り、同21日にゴール地点・大阪を目指す。
 同日には札幌、名古屋、広島、福岡でゴール記念ライブも決定。
 全国各地からの声援を受け、感動のフィナーレを迎える。




◇ アースマラソン主な軌跡(日付は日本時間)
▽2008年
 12月17日 大阪・なんばグランド花月(NGK)をスタート
▽2009年
 1月1日 千葉・鴨川からヨットで太平洋横断開始
 3月11日 米ロサンゼルスに上陸
 7月9日 米ニューヨークに到着
 7月28日 大西洋上で地球半周を達成(NGKの裏にあたる北緯38度42分・西経44度30分地点を通過)
 8月17日 仏ルアーブル港に上陸
 11月26日 セルビアで車上荒らしに遭う
 12月14日 トルコ・イスタンブールのボスポラス海峡を横断してアジア入り
 12月31日 トルコ・アンカラ郊外で陸路(ラン)1万kmを達成
▽2010年
 1月13日 前立腺がんを公表
 1月31日 トルコ・アラジャアットレで総移動距離3万km(陸路1万602.9km、海路1万9397.1km)を突破
 4月15日 放射線治療のためアースマラソン一時中断を発表
 6月19日 トルクメニスタンからランを再開
 8月9日 誤ってキルギスへ不法入国し、一時拘束される
 8月25日 最後の国・中国へ入国
 9月22日 当初想定していたゴールまでの総移動距離3万6000キロを突破
 12月27日 ユーラシア大陸走破
▽2011年(予定)
 1月4日 福岡から日本上陸
 1月21日 大阪城音楽堂でゴール







● 花いろいろ



 今日のニュースにもう一つ、
 「マラソンの世界記録
が載っていました。
 コピーしておきます。

25today.com スポーツ - 2010年12月27日
http://www.25today.com/news/2010/12/vic5252.php

 52週間に52回出場

 マラソンマン、世界記録で凱旋

 12月27日昼、メルボルンのトリスタン・ミラーさんは、メルボルンのアルバート・パーク・レークのゴール・ラインを踏み、支援の人々から英雄凱旋の歓呼を受けて世界記録を達成した。
 6年前、ミラーさんは離婚をきっかけにマラソンに熱を入れ始めた。
 しかし、1年前、世界金融危機のさなかに勤めていたグーグルがメルボルン支社を閉鎖したのをきっかけに、すべての家財を売り払って$120,000の資金を作り、1年間52週間で52回、世界のどこかのマラソンに出場するというまだ誰も達成したことのない記録への挑戦に乗り出した。
 走った国は合計42か国、先週には南極での「アイス・マラソン」に35人の出場者に混じって走ってきたばかり。
 これまでの最高記録はベルリンでの3時間3分。
 蒙古での100kmウルトラ・マラソンでは2着でゴール・インした。
 AAPがマラソン出場世界記録挑戦の動機を尋ねたところ、
 「結婚も破綻し、仕事も失った後、何もしがらみがなくなった後、世界を見てみようと思い立ち、それなら記録に挑戦してみよう。できるかどうか分からないが、やってみることが重要だと思った」
と語っている。
 しかし、たいがいの人は1回のマラソンでさえ難しいが、毎週1回1年間というのははるかに困難。
 それでも、ミラーさんは、
 「出場手配の方がはるかに難しかった」
と語る。
 ある時、コスタ・リカに到着してから、そこでのマラソンが中止になっていたことを知った。
 フェースブックで助けを求めたところ、アルゼンチンの男性が、メキシコで間もなくマラソンがあると教えてくれたので、あわててメキシコに飛び、他の選手の車に同乗してマラソン会場に駆けつけたこともある。
 南極や蒙古でのマラソンに出場する時間をつくるため、2日間に2回続けて出場したことも何度かある。
 しかし、苦しいことばかりではなかった。
 ガールフレンドを見つけたし、世界各地で大勢の人に出会い、その人達は、ミラーさんに勇気づけられたと語っている。
 一番印象に残ったマラソンはという質問に、ミラーさんは、
 「ニューヨーク。あそこではオーストラリアのマラソン友達と出会って一緒に走った。ニューヨークの町はまるでステロイドの町だ。200万人の観衆が、走れ走れと歓声をおくるのだからいやでも走り続けなければならない」
と語っている。
 ミラーさんは、この快挙を通じて、UNICEFとフェーシング・アフリカのために$15,000の募金を集めた。(AAP)

2010年12月6日月曜日

カンペイ、福岡到着まで残り29日

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● 2010.12.06 [DAY720]

2011.1.21 OSAKA GOAL!

http://www.youtube.com/watch?v=3hrWfH8Ksa0&feature=player_embedded

 『福岡到着まで残り29日

 ついに、デイスプレイの上に出てきました。
 待ちに待った「カウントダウン」が。
 日本まで30日を切りました。
 いよいよですね。
 「よくぞ、よくぞ、カンペイ、ここまで来たな!
 そんな感動です。
 行けそうですね。
 大阪は、来年1月21日とのことです。
 ドキドキワクのドラマの終了が近づいてきています。



2010.12.06 18:10 [DAY720]
http://www.earth-marathon.com/2010/12/06/

 遂に2年間の壮大な挑戦のピリオドの日が決定!
 2011年1月21日(金)、ゴールテープを切るのは大阪野音!
 みんなで出迎えよう!

 みなさまへ大変嬉しいお知らせです!!

 2008年12月17日(水)に大阪をスタートしてからはや2年、一歩一歩ゴールに向かって走り続けるなか、先日、間寛平は日本上陸目標を2011年1月4日(火)と宣言致しました。
 そして日本上陸後は最後の力を振り絞り、大阪までの道のり約620kmをおよそ18日間かけて走り抜き、アースマラソンゴールとなる大阪到着日を2011年1月21日(金)と定めました!!

 目指す地は、大阪城公園内の大阪野音に決定!
 そして当日は、ゴールテープを切るその瞬間を皆さんにもご覧頂くべく、到着を祝い、出迎えるためのイベントを開催致します!
 間寛平が2年間を超える壮大かつ前人未到の挑戦を成し遂げ、その偉業達成を祝う場所にみなさまぜひご参加ください。

http://www.earth-marathon.com/event/goalevent.html

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「お帰りなさい!寛平ちゃん アースマラソン ゴールイベント in 大阪野音」
■場所:大阪野音(大阪城音楽堂) ■開催日:2011年1月21日(金)18:00〜(開場17:00) 終演予定20:00 ※雨天決行
■チケット取扱い:チケットよしもと (問合せ先 0570-036-912) / チケット取扱開始日:12月8日(水)10:00
■応援ゲスト多数出演予定!(随時公式ブログにて発表予定)
※その他詳細はアースマラソン公式ブログをご覧ください。イベント内容・日時等は変更になる可能性がございます。
※詳細はこちら→http://www.earth-marathon.com/event/goalevent.html
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 さらに、寛平がみなさんのもとへ感謝の気持ちを伝えに行く、≪「みなさん応援ありがとう!」間寛平凱旋トークイベント& 『ラン アンドラン』特別先行上映会≫の開催も決定致しました!
 寛平の今の声が聞けるトークショーと、イランで主演を務めた映画『ラン アンドラン』の特別先行上映、さらに抽選で豪華プレゼントが当たるプレゼント大会の凱旋イベントを行います。

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「みなさん応援ありがとう!」間寛平凱旋トークイベント& 『ラン アンド ラン』特別先行上映会
■開催場所:2011年1月4日(火):ユナイテッドシネマキャナルシティ13、6日(木):T・ジョイリバーウォーク北九州
8日(土):MOVIX周南、12日(水):広島バルト11、16日(日):MOVIX倉敷
2月5日(土):MOVIX八尾、6(日):109シネマズHAT神戸
■チケット取扱い:チケットよしもと、チケットぴあ(問合せ先 0570-036-912)
■チケット先行発売:12月9日(木)11:00、一般発売12月18日(土)10:00
※その他詳細はアースマラソン公式ブログをご覧ください。イベント内容・日時等は変更になる可能性がございます。
※詳細はこちら→http://www.earth-marathon.com/event/filmevent.html
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 <寛平コメント>
 1月21日、大阪に必ず着くぞー!


 みんな大阪城公園に集まってくれー!
 福岡から大阪まで走るんですけど、その間、いろいろな映画館に行きます。
 映画館でイベントもやりますからみなさん来てください!
 来てくれー!
 パンプキーン!
 この2年間日本を離れてこの地球一周ということに、いろいろまぁ頑張ってきたんやけどやはりなんとも言えんね。
 大阪をスタートしてまた大阪にゴールする、ゴール出来るってことにね。
 ものすごく嬉しいねほんとに。今から涙出そうでね、ほんとにもう涙が出かけてる。
 色んなことあったけどね。
 ちょっとゴールが見えてきたから嬉しいな。
 でもほんま足がようもったわ。
 今まで、そして中国入ってからもものすごく辛かったよ。
 埃とかいろんなことで。
 でもね、今はちょっとそれが無くなっていってるのがなんかさみしい。
 「なんじゃこのホコリー!」とか、「なんやねんこの車―!」とか走っている時そう思ったけど、それが言えなくなるっていうのも、ものすごくさみしいね。
 ほんとに世界各国からアースマラソン応援していただいてありがとうございます。
 言っときます。
 ぼくには力はありません。
 でも、こうして毎日毎日毎日毎日走れてるというのは、みなさんのおかげです。
 みなさんがパワーをくれてるおかげです。
 ぼくは、全く走る力ありません、本当です。
 ありがとうございます。
 本当に。
 関係者のみなさんありがとうございます。
 スタッフのみなさんありがとうございます。
 あと青島までわずかなんですけど、(僕自身の)塗料もはげかけてきてます、塗ってちょうだい。
 ピカピカにまた塗ってちょうだい!
 お願いします。
 ちょっと金粉もとれてきてます。
 塗ってちょうだい!
 ほんとにみなさんのおかげです。
 ありがとうございます!

 本当にいよいよとなってきました!!!
 みなさん!ぜひ一緒に、このアースマラソン集大成の瞬間を大阪野音で迎えましょう!!


 「アースマラソン達成」というより、「アースマラソン完成」といった方がしっくりするが、その日は来年1月21日となった。
 ということは、あと1カ月半。
 45日、あるいは46日くらいか。
 福岡着が29日後とあるから、福岡から大阪まで半月少々というタイムラインである。
 福岡-大阪間620キロであるから、上陸後一日40キロで走り抜くことになる。
 通常ならそれで十分だが、世の中何があるか分からない。
 日本のようなあまりに環境のいいところに入ると、体がダラーンとなり、風邪でも引くと治癒作用が半減してしまうことも考える、なんてどうでもいいことを考えてしまう。
 でも、1カ月半というリミットが設定され、カウントダウンに入ると、緊張感の連続で「何としても、走り切らねば」という意識が精神を支えることになる。
 絶対に1月21日までは倒れてはいけないという心理状態になっていくであろう、と思われる。
 さてさて、この「カウントダウンのドラマ」は何を我々に見せてくれるのであろうか。
 アースマラソン完成を前にして、カンペイの精神状態やいかに。
 体のタガやいかに。

 そして、大きなテーマの一つは、このインターネット時代に、グローバル情報時代に、
 「アースマラソン完成の瞬間
は、世界にアースに、
 「生中継されるか?」
ということである。
 さあさあ、どうなるか。
 トヨタは?、KDDIは?、電通は?
 生中継されないとどうなる。
 「アースマラソンが終わったらしいよ」
 「あ、そう、よかったね」
と、いうことで限りなく底抜けに、
 「バカバカしく終わる」ことになるのだが。
 もし、ライブされると、
 「もう、超感激!!!!
と、なる。
 この感激は複雑で、おそらくそれを見たときに湧き上がってくるもので、いまあれこれと述べられるものではない。
 常に、臨場感というのが、感覚を支配するものだ。
 その場に立ち会っているという感動がベースを作る限り、その時にどう感じるかは、そこに居合わせないと分からない。

 グタグタはどうでもよく、あと1カ月半だ。
 「カンペイ、前へ進め!
 「倒れてもいいから、走れ!
 「イケ、イケ!
 「60オヤジ、あと45日だ!
 外野というのは、いつも自分勝手なことばかりを言う。
 おっと、カンペイは確か61歳だったよな。
 なーに、60過ぎれば皆、60オヤジだ。
 「オヤjijieee!、ガンバleeee!

 素直に、
 「カンペイさん、もうすぐです、あと少しです、頑張ってください、心から応援しております




[◇ 福岡到着まで残り28日]








[◇ BAGGUSE  2011年1月号]
 月刊バグースマガジンという地元の日本語誌に載っていましたのでコピーしてみました。




 この地でもたくさんのファンがカンペイの「アースマラソン完成の時」を待ちわびているということなのでしょう。






● 花いろいろ