2010年9月7日火曜日

守るも攻めるもくろがねの:ミナミヒメクロウ

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● ミナミヒメクロウ艦隊:Little black cormorant



 昨日のこと。
 マリーナミラージュのショーラインデッキで昼食をしていた。
 すると向こうから進軍マーチにのって黒船戦隊がやってきた。
 「敵船、見ゆ、数約200!」
 「各員、奮励努力せよ!」
といったところか。




 はじめはカモの群れかと思った。
 が、これだけの数のカモが海水に浮かんでの進軍は過去にみたことがない。
 それに、漆黒「くろがね」である。
 「ミナミヒメクロウ」の大群である。
 壮観である。


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 岸に近づくと一斉に水に潜って反転する。
 スゴイ!
 ついつい感激してしまう。


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 日本では鵜という鳥を見たことがない。
 せいぜい、「長良川の鵜飼」ということで、鵜なる鳥の存在を知っていたにすぎない。
 が、ここでは軍艦マーチに乗ってやってくる。
 カモメという鳥がいる。
 日本では遠くにいて決して近寄ってはこない。
 人の気配を感じるとすぐに飛び立つ。
 が、ここの銀鴎は平然と車の前にたむろして、その進行を妨げる。
 処変わると、鳥まで変わる。
 鳥の気配をうかがいながら人は生きていかねばならない。




 ミナミヒメとは「南姫」か「南媛」か。
 調べてみたが、いまのところ分からない。
 「ミナミヒメクロウ:南姫黒鵜」
にしておこう。
 この鳥、いかなる鳥か。
 いつものように調べてみた。
 というより、調べながら書いている。
 こういうときのWikipediaは実に便利である。
 「黒鵜」「ヒメクロウ」、ダメ。
 データなし。
 オーソドックスに「鵜」から調べなさい、ということなのだろう。


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● 黒鵜艦隊の雄姿


 Wikipediaから。

日本ではウミウ・カワウ・ヒメウの3種が繁殖する。
いずれも体色は黒褐色~黒色で、緑色あるいは藍色の光沢がある。

ウミウ(海鵜)
 全長80–90cm。海岸に生息し、水面近くを飛行する。
 くちばしは鋭く、先が鉤状に曲がっており、魚を捕らえるのに適している。
 小枝や枯れ草を集めて岩場や断崖にコロニーをつくり営巣する。
 日本では捕獲・飼育されたものを鵜飼いに用いる。

カワウ(川鵜)

 全長80cm前後。ウミウに似るがやや小形。河川部や湖沼に生息。
 数十から数百羽単位で行動し、小枝や羽毛などを集めて樹上に営巣する。
 中国での鵜飼いに使われる。

ヒメウ(姫鵜)

 全長50cm前後。カワウより小型。
 数羽単位で行動し、ウミウのコロニーに営巣することもある。

チシマウガラス(千島鵜鴉)
 アリューシャン諸島で繁殖するが、冬鳥として北海道・東北地方に飛来する事がある。


 ヒメウだろうと思い、「姫鵜」で調べてみたら、これ北半球専属。
 それに「数羽単位で行動する」とあり、大群にはならないらしい。
 とすると、「コロニーをつくり営巣する」とある海鵜ということになるが。


 「鵜」についての言葉はいくつかある。
 著名なのは2つ。
 「鵜の目鷹の目」「鵜呑みにする」

 まず「鵜の目鷹の目」。
 鷹の目はご存知の人も多い。
 なら、鵜の目は。




 キレイですね。
 パッチリしている。
 たしかに何でも見えそうな感じがする。

 二つ目は「鵜呑みにする」。
 この鵜の性格を使ったのがいわゆる「鵜飼い」。

 ビデオで見たほうが理解が早い。


初めての鵜飼舟
http://www.youtube.com/watch?v=UdzsKoGrEfI&feature=related


 サイトから

岐阜市役所
http://www.city.gifu.lg.jp/c/06080021/06080021.html






 器用ではあるが、なにか可哀想。
 この地でこんなことをしたら、グリーンピースみたいな偏狂思想の動物愛護団体に殴りこみをかけれてしまうだろう。





● 花いろいろ